古来から日本で愛されてきた「左官仕上げ」
前回、左官仕上げのメリットをご紹介いたしましたが
少なからずデメリットもあります。
メリット、デメリット両方を知った上で
ぜひ内装選びに悩まれてる方は、左官仕上げも検討してみてください!
左官仕上げのデメリット
魅力的なメリットがたくさんあるのにも関わらず
全ての新築、すべてのお部屋が採用しているわけではないのにはもちろん理由があります。
あえて「デメリット」を見つけると、冒頭の特徴で紹介したように、塗るだけでなく乾燥させなければならないので、
・クロス張りと比べて施工期間が長くなるということ。
クロスを張るのとは違い、工程も多くすべて手作業で行いますのでどうしても時間がかかってしまいます。
また、職人さんが丁寧に塗っていくため、
・工賃が高くなるということがあります。
左官工事は料金相場がわかりにくい工事のひとつです。
どの程度のレベルの仕上げを施工主が望んでいるか、どういった材料を使うかによって大きく変動するからです。
さらに、左官仕上げは
・職人さんの実力で結果が大きく変わるところもリスクです。
付け加えておくと細かいことですが、塗り壁のお手入れはほこりを払う、という程度になります。
吸湿性が高い=水分を吸ってしまうので、濡らすとしみになってしまいがちということ。
ビニールでできたクロスのようなお掃除はできないということを覚えておきましょう。
まとめ
「信頼でき、腕のいい職人さん」を抱えるハウスメーカー選びが必須!
お伝えしてきたとおり、左官仕上げの塗り壁は、
時間もコストもそれなりにかかる反面、他の内装材では出せない魅力がたくさんあります。
美しさ、心地よさに満足できる空間にするために、やはりおすすめな内装方法です。
しかし、左官仕上げの壁で失敗しないコツは
「信頼できる、腕の良い左官職人」を抱えるハウスメーカーに依頼すること。
納得するまで説明してくれたり、実例を見ることができたり、
なにより仕上げについてもアフターサービスがしっかりしているハウスメーカ―に依頼してくださいね!
上手に利用すれば最高にお洒落な部屋になる「塗装仕上げ」ですが、
一方で色選びや、質感選びは慎重に行う必要があります。
家づくりでは考えること、判断することが多くインテリアだけに時間を割けるわけではありません。
壁の色や質感について豊富なインテリアコーディネート例などを用意しているハウスメーカーなら
実例から考えることができ、効率的です。
失敗を避けるためにも信頼できるハウスメーカーとパートナーを組んでくださいね!