やまだ業務店

海外と国内の左岸技術の違い!漆喰にフォーカスした比較を紹介!

左官とはこてを使って、壁材を塗って仕上げていく、特殊な技能が必要な工事です。

この左官の職人技術は海外でも注目されており、海外からのニーズも少なくありません。

今回は、日本の左官と海外の左官の比較を行い、海外からのニーズについても解説していきます。

この記事を読めばきっと、日本の左官はどのようなものかわかるのではないでしょうか。

 

 

▶︎日本の左官技術は海外にもニーズがある

日本の左官技術は海外にもニーズがあります。

国内でも多くの場面で活躍する左官の技術ですが、海外から招聘されることもあり、

職人が海外にわたって壁に施工することも少なくありません。

また、芸術性を求められるシーンも多く、

盛ん技術を生かして海外にアート作品を発表している技能士も存在します。

日本らしさを感じさせる技術として、海外にも発信されており、

芸能分野がフォーカスされがちな日本らしさにあって、

左官も十分日本らしさをアピールできる技術です。

また、海外から来た人材にも盛ん技術を伝えることも多く、

海外出身者の左官職人も増えています。

このように日本で伝わり、成長してきた左官の技術は、

日本だけのものではなく、世界に飛び立とうとしています。

 

 

▶︎漆喰にフォーカスした日本と海外の左官の違い

漆喰は、欧米でも使用されています。

そのため、左官は決して日本だけの技術ではありません。

そんな左官技術は海外と日本で異なる点も多くあります。

例えば、海外ではスペイン漆喰が有名です。

この漆喰は、スペイン産の石灰を焼いた消石灰に大理石や色粉、

セルロースファイバーなどを混ぜ合わせることが特徴です。

どちらかというと堅牢さを重視しているのが特徴といえるでしょう。

一方、日本の漆喰は和漆喰と呼ばれます。

消石灰を主原料に海藻やわらなどを混ぜているのが特徴です。

堅牢さを追求している海外の漆喰に対し、

日本は木造家屋の隙間を埋める目的で利用され、薄く塗る傾向があります。

また、原料の形状を巧みにコントロールしてデザイン性を意識しているのが強みです。

 

 

▶︎まとめ

日本の左官と海外の左官の比較を行い、海外からのニーズについてもご紹介しました。

日本の左官技術は海外からも高く評価されています。

特に海外では、そのデザイン性の高さが評価され、

古来から培われてきたデザインの研究が、現在の日本の左官技術にも生かされているといえます。

海外の漆喰は強さや丈夫さを追求するのとは対照的といえるでしょう。

そんな漆喰の技術を知って改めて日本文化を知るのもオススメです。

 

Hand of builder worker plastering the wall