モルタル壁は味わいのある見た目がメリットです。
洗練された印象があり、ショップなどでも用いられています。
ただ、ヒビ生えたりチョーキング現象がおこるとイメージが低下するので要注意です。
今回は、モルタル補修の流れ についてご紹介します。
モルタルとは
モルタルは美しさが魅力ですが、
水に弱く外気の影響を受けやすいという問題点があります。
色あせやチョーキング、コケやカビなどを見つけたら早めに補修しましょう。
モルタルとは砂と水とセメント、これらを混ぜ合わせて作られたものです。
ヒビがまだ浅くて小さい、それほど目立つ傷ではない場合は
自分で材料を購入し、補修することもできます。
モルタル補修で大切なのは、丁寧な作業です。
素人が素朴さを引き立てたいという理由で雑に扱うと、
仕上がりのクオリティーに響きます。
モルタル補修方法の注意点
自分で材料を揃え補修をする方法は、
環境を整える、丁寧に塗る、乾かす、この3つが重要になります。
まず1つが環境が整っていること…できるだけ天気の良い日を選びましょう。
雨が降っていると乾きにくくなり、
作業のスピードばかりか仕上がりに影響を及ぼします。
落とせる汚れやホコリもしっかり落としておきましょう。
塗る時は、押し当てるように充てんしましょう。
慌てずにゆっくりおこなうことがポイントです。
モルタル補修が終わったら今度は乾燥に入ります。
決して手で触れないこと、
家族にもモルタル補修をしていることをきちんと伝えておきましょう。
モルタル壁の種類
モルタル壁にはいくつか種類があります。
最もコストパフォーマンスの高いものがリシンで、質感がザラザラしているのが特徴です。
ナチュラル風合でどんな建物にも合います。
また、工期が短期間で済むのも利点です。
スタッコは、リシンを分厚くさせたような見た目です。
高級感があり、シックな印象を与えます。
吹き付けは、表面がツルツルしているのが特徴です。
表面がザラザラしている素材に比べて塗り替えをするときに施工しやすくなります。
そしてよくカフェやレストランで目にするのが左官仕上げです。
自然な仕上がりがポイントで、職人の技術が全面に出ます。
モルタルはオシャレですが、劣化が目立ちやすい素材です。
老朽したらできるだけ早い段階で補修をしましょう。
補修のポイントは丁寧な作業です。
作業しやすい環境を整えて、慌てずに丁寧におこないましょう。
また、雨天時は仕上がりに響きます。
できるだけ天気の良い日を選びましょう。