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左官職人になるには!?見習い期間はどれくらい必要!?

左官職人になるためには「見習い」として就職し、現場で技術を習得しながら経験を積んでいくのが一般的です。

そこで、左官職人になるために気になる左官職人のなり方や見習い期間についてご紹介します。

 

 

▶︎左官職人になるための第一歩

左官職人になるためには個人の左官職人に弟子入りするか、左官業務を取り扱っている工務店や建設会社に就職することが第一歩となります。

左官見習いの求人は多くの場合、学歴不問、資格不問、未経験者も広く受け入れていることが多く、左官の仕事に興味がある方なら広くチャンスがあることがほとんどです。

 

そのため、工業高校などで特別な技術を学んだ人だけでなく、大卒の左官志望者も増えています。

最近では会社がしっかりとした研修体系を設けていることも多く、安心して経験を積むことができる環境になっています。

 

 

▶︎見習い期間は約3年~約4年が一般的

左官職人の見習い期間は約3年~約4年が一般的です。

その間、指導員となる職人と一緒に現場に出て作業します。

見習いと言っても補助的な作業だけでなく、実際の工事の現場で施工の作業も体験しながら技術を積み重ねていきます。

 

見習い期間中は昔ながらの「見て覚える」習得方法ではなく、丁寧な研修や実習で仕事を覚えていきますので効率的に技術を習得できます。

実際に塗りの作業のトレーニングを受け、コテを使って塗る楽しさを体感しながら経験を積んでいくことができます。

 

 

▶︎左官職人が取得しておきたい資格「左官技能士」

左官職人は特に資格がなくてもなることができますが、「左官技能士」の資格を持っておくと技術を客観的に証明することができます。

左官技能士には特級、1級、2級、3級があり、特急、1級、2級は実務経験が必要となりますので、特急~2級を持っていると実務経験があることの証明にもなります。

 

試験内容は学科と実技が行われ、実技試験の課題は事前に公開されます。

3級と2級の合格率は約90%ですが、1級、特急の合格率は約30%となり、難易度の高い資格であることが分かります。

3級であれば独学で勉強可能ですが、心配であれば各都道府県で開催される左官技能士の受験講習会で受験対策をすることも可能です。

 

 

▶︎経験を積みながら一人前の左官職人を目指すことができる

左官職人の見習い期間は社内研修と実際の現場で経験を積みながら一人前の職人を目指していきます。

左官の世界は「一生修行」と言われるほどひとつひとつの技術を着実に身につけていくことが必要とされる仕事です。

ベテランも新人も学び続ける奥深い世界であると言えるでしょう。

 

hand of worker using gypsum plaster ceiling joints at construction site