左官工事でコンクリート土間施工作業を効率化する機械ごてとは
左官工事で床面にコンクリートを打設したときにコンクリートを平滑な床に仕上げるためにはいくつかの工法があります。
手作業による左官仕上げで仕上げる工法もありますが、面積が広く障害物がない場所では機械ごてを使うと作業を効率化できます。
そこで、左官仕上げに有効な機械ごてのトロウェルについてご紹介します。
トロウェルとは
トロウェルはコンクリート土間施工作業で不陸調整(ムラ取り)作業と最終工程の仕上げ作業を素早くかつ美しくできる機械です。
機械の一番下にあるブレード(羽根)を動力で回転させ、左官工事のコテ仕上げ作業を機械的に行うことができます。
トロウェルにスムージングディスクを装着してコンクリートが固まる前に不陸調整を行い、でこぼこを直します。
コンクリートが固まってきたらスムージングディスクを外して羽根でコテ作業を行い、表面をならします。
コンクリートの水分を脱水させながら平滑に仕上げていきますが、トロウェルを使用することでピカピカの鏡面仕上げにすることが可能です。
トロウェルは施工面の広さに合わせて羽根の直径を変えて施工することができます。
また、広い土間作業で仕上げのスピードと精度を求めるときは騎乗式のトロウェルを選ぶ場合もあります。
トロウェルのメリット
トロウェルのメリットはなんといっても効率の良さです。
コンクリート土間の左官工事による仕上げ作業は床を仕上げる過程の中でも左官職人の精度と技術が求められます。
面積の広い床を仕上げるためには多くの左官職人の手間が必要になります。
トロウェルは円板を変えることで一度に仕上げる広さを変えることができるため、左官職人の手によるコテ仕上げよりも効率的となります。
手作業によるコンクリートの左官仕上げ
手作業による床コンクリートの左官仕上げの工程は
コンクリート打設を行い、木ゴテで中ムラ取りを行います。
その後、踏板を使って金ゴテ押さえを行い、さらに締まり具合を見ながら金ゴテで強く押さえて平滑にします。
最終段階の押さえの工程ではコンクリートの状態、気温、スラブ厚さ等により押さえるタイミングの判断が難しいため、作業の計画をしておく必要があります。
機械ごてでコンクリート仕上げを効率化
左官作業のコンクリート仕上げを効率化する機械ごてのトロウェルについてご紹介しました。
トロウェルはサイズや騎乗式などさまざまな商品が登場しています。
現場の状況など必要に応じて適切な機械を導入することが大切です。
岐阜の左官工事は、やまだ業務店にお任せ下さい。
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