左官工事で床を施工する床モルタルが人気 メリット・デメリットは?

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左官工事で床を施工する床モルタルが人気 メリット・デメリットは?

最近モダンな住宅で人気が高まっているのがモルタル床です。

玄関やアプローチを始め、キッチンなどに用いるケースが増えています。

 

モルタル床は左官仕上げによる意匠性が高い上蓄熱性が高いというメリットがあります。

ここでは左官仕上げの床モルタルについてご紹介します。

 

床モルタルとは

 

モルタルは砂、セメントに水を練り、混ぜて作る建築材料のことです。

このモルタルを左官仕上げによって床材に採用すると、フローリングよりも無機質でありながら温もりと滑らかさがあり、スタジオや店舗のような空間に仕上がります。

 

さらに、モルタルに顔料を混ぜることで好みの色に着色できます。

特にモルタルに黒い顔料を含ませた「墨モルタル」は和モダンな住宅やモノトーンなインテリアの住まいの土間に良く使用されています。

 

また、モルタルの表面をタイルのようなデザインにするモルタル造形と呼ばれる工法などもあり、左官職人の技によりさまざまな雰囲気を創り上げることが可能です。

 

床モルタルのメリット

 

デザイン性が高い

モルタルは無機質な空間を演出しながらも温もりや左官職人の手で仕上げた独特の滑らかさを感じることができ、モダンな建築や生活感のない空間を作ることが可能です。

 

蓄熱性が高い

コンクリートには熱を蓄える性質を持っていますが、モルタルも同様の性質を持っています。

床暖房と組み合わせることにより、冬は暖かい室内にすることができます。

床暖房を設置すれば冬にモルタル床に触れた時のひやっとした冷たさも解消することが可能です。

 

手入れが楽

硬く滑らかなモルタル床は掃除やメンテナンスが楽というメリットを持っています。
ブラシで水洗いをすることができ、汚れをしっかり落とすことも可能です。

 

床モルタルのデメリット

 

ひび割れが起こりやすい

コンクリートやモルタルはヒビが入りやすい素材です。
モルタル床の場合はクラックを想定した上で採用する必要があります。

 

防音性に欠ける

モルタル床は音が反響しやすいため、防音性に劣るというデメリットがあります。
特に全面モルタル床の場合はドアの開け閉めや足音が響くため他の部屋に伝わりやすいため注意が必要です。

 

断熱性が低い

モルタル床は蓄熱性がある一方で断熱性が低いため、冷暖房効率が悪い傾向があります。
そのため、あらかじめ断熱材や床暖房などを上手に使い断熱対策を行う必要があります。

 

施工できる業者が限られる

床モルタルの表面を滑らかにするには熟練の左官技術が必要です。
経験の浅い業者が行うと凹凸ができてしまうなどといったことが起こります。
施工ができない業者もありますので、経験豊富な左官職人が所属している左官業者に依頼しましょう。

 

左官職人の技が光る床を採用してみては

床モルタルはモダンでおしゃれな空間を作り出してくれる人気の床です。
綺麗な床を実現するには左官職人の技術が必要です。

 

経験豊富な左官業者に依頼してモダンでおしゃれな床を実現してみてはいかがでしょうか。

 

岐阜の左官工事は、やまだ業務店にお任せ下さい。


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