左官ってどんな仕事をしているの?なりたいなら資格はいる?
左官とは、鏝(こて)とよばれる道具を使って壁・床塗りをする職人です。
和室にある土壁を塗る職人といったイメージを持っている人も多いかと思います。
漆喰を塗るのも得意としていて、日本の伝統的な家づくりに居なくてはならないのが左官です。
左官の高い技術力
私達の生活でいえば、浴室やキッチンのタイル貼りの作業も左官が行います。
床も、コンクリート打設後に面をきれいにならすのも左官です。
なかでも、浴室などの水回りの床については汚水をスムーズに排水させるために少しだけ傾斜をつけるなどの技術が必要になり、左官の代替は存在しません。
伝統的な塗り壁も、最近では珪藻土を混ぜた塗り壁が洋風建築にも応用されていて、左官の仕事に幅が広がっています。
この左官の技術面にこだわる建設業、建築業界、工務店は多い傾向です。
また、クオリティの高い技術を持つ左官なら独立してもよいでしょうし、一人親方として工務店から仕事をもらえます。
この代替できない左官になるために資格が必要になるのかといえば、特別な資格はありません。
資格がなくとも左官職人の方の弟子入りを志願できます。
「左官技能士」の資格を取れば仕事の幅が広がる
左官職人という資格がないのに、左官にはキャリアパスが存在します。
左官のキャリアは多くの現場で経験と技術の向上を図り、現場で他の左官をまとめる立場となれば一人親方になることも可能です。
独立開業するには左官の技術を高めることが必要になります。
しかしそこで、技術を客観的に証明できなければ仕事がもらえないこともあります。
そこで必要になるのが「左官技能士」の資格です。国家資格になるのですが、これを取得する左官職人もいます。
ただ、難易度が高く、キャリアパスを意識しないなら必要にはなりません。ただ、取得すれば独立がしやすくなるのは間違いありません。
左官技能士にならずとも、設計事務所や工務店などに就職もできます。
知識もいちから教わることもできますし、経験を積むと技術を向上できます。
ただ、左官技能士の資格があると、求人情報でも非公開求人にエントリーもしやすくなります。
それだけ収入の高さに繋がります。
独立してからも技能面で他を寄せ付けなくなります。
これまで工務店で行っていた小規模の仕事ではなく、日本伝統建築の補修、修繕などに関わることも不可能ではありません。
これまでに関わりがなかった分野の建造物に関わることもできます。
それだけ資格の有無が将来性を左右することにもなり、興味があるなら、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
岐阜の左官工事は、やまだ業務店にお任せ下さい。
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