外壁タイル工事の流れについて

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外壁タイル工事の流れについて

前回、タイル工事の必要性やタイミングについて解説しましたが
定期的な点検は欠かせないことがわかっていただけましたでしょうか?
今回は実際のタイル工事の流れについてご紹介していきます。

外壁タイル工事の方法

外壁タイルの工事は、一般的に「タイルの補修・交換工事」と「タイルの洗浄工事」です。
「洗浄工事」については前述していますが、
高圧洗浄によって「コケ」や「こびりついた排気ガス」などの汚れを吹き飛ばします。
また、洗浄の効果を確認したら終わりではありません。
「酸性洗浄薬液」と呼ばれる薬剤を用いてもろくなった塗装をはがします。

それから、補修です。すると、「表面が劣化し内部が崩れていく」という負の連鎖が断ちきれ、
タイルが本来の機能を取り戻してくれます。

次に「タイルの補修・交換工事」です。こちらはまず「破損箇所」や「浮いている箇所」を調べていきます。
この際、タイルの「はがれそうな箇所」も診断してもらえるでしょう。
あとは問題の箇所を直していくわけですが、不具合があった面の「外壁すべて」を交換するわけではありません。
タイルの交換は部分的に可能です。
そのため、「破損・ひびの入った箇所の補修」や「つなぎ目の補修」も状況に応じておこなってくれます。

なお、タイルが落下する恐れがある場合は、早急に対応しなければなりません。
「繊維ネット」と「カーボンファイバーを含んだセメント」で壁面を一体化し、
アンカーピンで固定する工程が一般的でしょう。
建物には「維持保全責任」があるため、外壁タイルが落下したことによって「事故」が発生したら、
所有者もしくは管理者の責任が問われます。
工事を依頼する際は、よく専門業者の説明を聞いて方法を選びましょう。

 

 

タイル工事の大まかな流れ

外壁タイルの工事が「どのように行われるのか」実際の流れを解説していきます。
どの業者も大体同じ工程を踏みますので、ぜひ参考にしてみてください。
タイル工事は、
1. 調査
2. はがし作業
3. 下地処理~タイルはり
という流れで進んでいきます。
最初の「調査」ですが、「補修を必要とする箇所を特定する」のと「全体の状態を確認する」ことになるでしょう。

特別な要因がない限り、1か所に不具合が生じているとほかにもトラブルが起きている可能性が高いのです。
目視では限界があるので、「パルハンマー」という調査専用の道具で
仕上げ素材の表面を転がして「素材の浮き具合」を調べていきます。
補修する箇所が特定できたら、次は「はがし作業」です。
高所での作業になるので、飛散防止のネットを設置しタイルのはがし作業が行われます。
主に「ダイヤモンドカッター」を使用し、「ノミ・タガネ」できれいにはがしていきますが、
外壁によっては崩れやすい場合があるので慎重に行わなければなりません。
はがし作業が終われば、「下地処理~タイルはり」に移行します。
この際、タイルの落下防止を考慮しなければなりません。
そのため、作業はタイルに直接モルタルを塗りつけてはっていきますが、
タイル表面からもモルタルを刷り込み「つなぎ目」を補強します。
余分なモルタルはスポンジでふき取れば問題ありません。

 

Laying Ceramic Tiles. Tiler placing ceramic wall tile in position over adhesive

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