外壁タイルに生じる不具合

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外壁タイルに生じる不具合

タイルに生じる不具合とは

・エフロレッセンスが起きている

タイル表面の白い汚れは「白華現象(エフロレッセンス)」と呼ばれるものです。
タイルの接着面の隙間から雨水が浸入し、
タイル裏面のモルタルに含まれる水酸化カルシウムが溶け出して表面に流れ出てきたものです。

市販のクエン酸を水で溶かしたものをタイルに吹きかけ、
スポンジでこすると簡単に除去できますが、しばらくするとまた現れることが多いです。
エフロレッセンスは、建物そのものには大きな影響を及ぼしませんが、
原因となっている構造物の性能低下を回復する必要があるため、
自分で解決しようとせず、業者に相談しましょう。

・タイルが浮いたり剥がれたりしている

外壁タイルの浮きや剥がれによる落下は避けたいところです。
正しく施工されていればめったに剥離するものではありません。
接着剤の質が上がった現代で起こるタイルの施工不良は、
経費削減による手抜き工事や経験不足の職人によるものがほとんどです。
専門業者に定期点検で不具合がないか確認してもらうことが大切です。

・ひび割れや欠落している

外壁タイルの場合、劣化を目にすることは少ないかもしれません。
タイル自体が劣化することはほぼありませんが、
ひび割れや破損を見つけたらすぐに専門業者に相談してください。
日射と放冷による表面温度変化で起こる膨張・収縮の繰り返しとその重さにより、
タイルが欠損・欠落したり、浮く不具合が起きることがあります。

・外壁タイルの剥離事故

外壁タイルが劣化すると、ひび割れや滑落、部分爆裂などを引き起こします。
タイルは1つ1つが孤立しているため、取れて落下すると、2次被害を引き起こしかねません。
剥離したかけらが周辺のものや人を傷つけた場合、その住宅に住んでいる人が加害者になってしまいます。

 


外壁タイルの施工方法

外壁タイルの施工方法には、大きく分けて乾式工法と湿式工法の2種類があります。

乾式工法

乾式工法は、接着剤を用いて外壁タイルを貼り付ける工法で、水を使わないため乾式と呼ばれています。
乾式工法は、一戸建てなどの比較的小さな建物に用いられることが多いです。
乾式工法の中には、ベースボードの凸部にタイルの凹部を引っ掛ける「引掛け工法」や、
窯業系サイディングの下地に専用接着剤でタイルを張り付ける「接着張り工法」などがあります。

湿式工法

一方湿式工法は、いわゆるモルタルなどを使って、外壁タイルを貼り付ける方法です。
モルタルはセメントと砂を水で練って作るため、現場で水を使うことから、湿式工法と呼ばれます。
湿式工法は、ビルやマンションなどの施工に多く用いられます。

湿式工法の中には、以下の工法などがあります。
* 壁の下地にモルタルを塗りタイルを張り付ける「圧着張り法」「密着張り法」
* モルタルを直接タイルに塗り下から上に向かってひとつずつ張り付けていく「積上げ張り法」

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