塗り壁の魅力とは
自宅の外壁を塗り壁にしたいと思ったことはありますか?というアンケートが行われた際、
塗り壁にしたいと思ったことがないと答えた方が3分の2を占めました。
その理由として、
・雨や長年の劣化により汚れが目立ち、古びた感じに見えるから。
・塗り壁は昔風というイメージがあり、今どきの家には合わないと思うから。
・初期費用やメンテナンスにもお金がかかるから。
・職人さんの腕で出来上がりにも差が出ると言われ塗り壁にすることを断念した
と感じている方が多いようです。
一方、塗り壁にしたいと思ったことがあると答えた方は
・アレルギーが心配なので珪藻土や漆喰にしたいと思った。
・工場生産の外壁材に比べ、味のある仕上がりになるため興味がありました。
・塗り壁の方が傷や汚れが付いたとき、上から塗装しなおして修復することができるから。
との意見がありました。
塗り壁を外壁の候補に考えたことがあると答えた人のコメントには、
塗り壁にすることのメリットを具体的に挙げているものが目立ちました。
コスト面であきらめたという人もいましたが、実際に塗り壁にしたという人も少なくありません。
塗り壁の魅力がわかれば選びたくなる!
このアンケートの結果から、塗り壁にすることの良さを理解していただければ
塗り壁にしたいと一度は思うのだろうと感じられました。
イメージだけで塗り壁を遠ざけていませんか??
ぜひ塗り壁の魅力を皆さんに理解して頂きたいと思います!
塗り壁の施工方法とメンテナンス方法
塗り壁の多くはモルタル壁の上に塗装をするタイプです。
ジョリパットをはじめ、漆喰壁や珪藻土壁もモルタルを塗って作った下地の上に、それぞれの塗装をして仕上げています。
昔ながらの土壁の場合は、竹を編んで作った壁に土と刻んだ藁を混ぜ合わせたものを塗り込んで固めていきます。
耐久性や防火性を高めるために、漆喰を塗って仕上げます。
塗り壁が薄汚れたときのメンテナンス方法ですが、高圧洗浄機は使わないようにしましょう。
水圧によって塗装を傷めてしまいます。
部分的なくすみであれば、目の細かいサンドペーパーで削り取るときれいになります。
小さなひびや欠けの場合には、壁に使った塗料と同じものを入手し、指先や筆などで盛るように補修します。
10年~15年に一度は塗り直しをすることで美しい状態を保てます。
まとめ
塗り壁の魅力は、自然素材が使われている安全性と、落ち着いた風合いに仕上がる点です。
あと、左官職人の手仕事で味のある外壁になります。
古風なイメージを持たれがちな塗り壁ですが、土壁以外にも塗り壁の種類は多く、
洋風なデザインにも合うものがたくさんあります。
色や模様の種類が多く、デザインの自由度が高いのも塗り壁の特徴です。
耐久性の高い塗料も開発され、丈夫さも兼ね備えた塗り壁が増えていますので、
外壁の候補に塗り壁を加えてみてはいかがでしょうか。
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